倒乱視と直乱視の違い
乱視とは 簡単に言えば目の歪みの事なのである。
ラグビーボールは円ではなく楕円形をしている。
そんなには歪んではいないがイメージとして捉えてほしい。
≪倒乱視、直乱視≫
自分が倒乱視なのか直乱視なのかは実はとても重要な事なのである。
なぜなら直乱視はある程度は無視しても大丈夫な乱視なのであるが、倒乱視の方は頭痛や肩こり等の影響が出やすい乱視だからなのである。
もし手元に眼鏡やコンタクトの度数のデータが書かれた物があれば次の点を確認して見てほしい。
CもしくはCylと書かれた右側横にマイナスの表記で数字が書かれていると思う。
次にAXまたはAXISと書かれた右側横に180°や90°などと書いてある。
これが乱視軸と言って、倒乱視か直乱視の目安になる。
180°よりプラスマイナス20°までのズレが直乱視である。
90°よりプラスマイナス20°のズレは倒乱視である。
それ以外のズレの場合は斜乱視と言う。
例えるとあなたのAXに165°と書いてあったという場合は直乱視。
70°と書かれていたという場合は倒乱視と言う事になる。
ただし、注意しなくてはならない点としてあなたが持っているデータは完全矯正値から眼鏡やコンタクト用に補正したデータになるので、絶対値ではないのである。
例えば、正確なデータの場合では170°でも処方される値は180°となっているのが普通なのである。
眼鏡の処方が170°になっているのにコンタクトの処方が180°になっているのはおかしいのでは?と思わないでほしい。
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